📊 リベ税 チャットログ分析レポート

CWチャット28チャンネル(約34,700件)のログを役割別に分析。誰のどの業務に時間・やりとりコストが集中しているか、自動化・仕組み化の余地がどこにあるかを可視化

📅 分析日: 2026-04-17 📁 対象: グループチャット3本+個人×税理士チャット25本 📆 対象期間: 2024年9月〜2025年4月
分析メッセージ数
34,700
28チャンネル・全期間
自動化候補(役割別)
12
4役割 × 3件
主担当の高コスト業務
10
ディレクター5+一般5
税理士チームの高コスト業務
5
チェック集中・手戻りが中心
🔁

よくあるやり取りパターン Top 7(全28チャンネル集計)

1消費税の課税方式検討(2割特例・簡易・本則)
📅 全25チャット中24チャットで発生・累計数千件
クライアントごとに2割特例・簡易課税・本則課税の有利不利判定を行い、税理士に確認を依頼するやりとりが全主担当チャットで繰り返されている。検討用Excelを作成→Dropbox共有→税理士チェック→修正→再確認という往復が毎回発生。
「農家+輸出物販の方の消費税検討なのですが、来期から簡易課税で計算した方が消費税少なくできるのかなと思い相談させていただきたいです」
「令和8年から消費税課税事業者になります。簡易課税の選択するかどうかの検討が必要なので、消費税関係のタイミングが重要です」
2MFチェック依頼と確認往復
📅 月40件超(梅木168件・髙本98件・上野67件等)
主担当がMFの会計データを整理し、Dropboxに資料を置き、税理士にチェック依頼を出す定型フロー。チェック完了→指摘事項→修正→再チェックの往復が1クライアントあたり平均2〜3往復発生。報告フォーマットや資料の置き場所が主担当によってバラバラで、税理士側の確認コストが増大。
「3月決算のアオゲバさんの会計が固まりましたので、MFチェックをお願いいたします」
「確定申告の資料が主担当によってDropboxがバラバラで確認しづらかった」
3申告書作成・チェック・電子申告の往復フロー
📅 月30件超(確定申告期は集中)
主担当が申告書を達人で作成→DropboxにPDF共有→税理士チェック→指摘修正→再チェック→電子申告→納品という長い工程。別表の数値誤り・チェック欄の入れ忘れなど定型的なミスが複数チャットで繰り返される。フォーマットの統一不足が工数増の要因。
「別表4の「5.損金経理をした附帯税…」に243円入ってますが、ここは不要かなと」
「かなり締め切りギリギリまでチェックが上がってこず不安だった。毎日徹夜でチェックしていたため、精神的に辛かった」
4新規スタッフ・クライアントのオンボーディング
📅 月5〜10件(スタッフ・クライアント合算)
新メンバー加入のたびにスプレッドシート権限付与・MF権限・マイコモン設定・CWコンタクト・Zoom/Dropbox権限・マニュアル案内を個別に手動対応。ほぼ同一のテンプレメッセージを毎回コピペ送信。
「スプレッドシートに権限を付与させていただきます!マネーフォワードに登録していないGmailのアドレスを教えてください」
「「TO ALL」での発信は全員に周知してもらう必要がある重要なことのみでお願いできればと思います」
5月初の決算・消費税・予定納税の進捗報告
📅 毎月全主担当(20名超)が定型報告
毎月初に全主担当が「○月決算(○月申告)」「消費税チェック」「予定納税」のステータスを定型フォーマットで報告。大半が「該当なし」でも全員が投稿する必要があり、投稿漏れのリマインドも発生。
「▼2月決算(4月申告)該当無し ▼4月決算(消費税チェック)該当無し ▼予定納税 ▼3ヶ月ごと納付 該当無し ▼半年納付 該当無し」
6届出書・申請書の作成とチェック依頼
📅 全チャットで累計1,500件超のやりとり
インボイス登録申請・消費税課税事業者届出・簡易課税選択届出・青色申告承認申請など。主担当が達人で作成→PDF化→Dropbox共有→税理士チェックという定型フロー。届出期限の管理と確認依頼のリマインドも手動。
「株式会社リードコネクトの来期からの消費税課税事業者届出書とインボイス登録申請書を作成しましたので、ご確認をお願い致します」
7Zoom面談の日程調整・URL共有
📅 鎌田340件・髙本231件・酒巻179件等
クライアントとのZoom面談日程調整、URL発行・共有、面談後の議事録共有が頻繁に発生。特に担当件数の多い主担当で顕著。調整さんや手動でのスケジュール調整が多い。
「面談入ってない日の17:00までなら10日と日曜日以外いつでも大丈夫です!!」
「7日の14-16時 9日の9-11時、14-16時であれば大丈夫です!」

役割別・自動化・仕組み化の候補

チャットログに繰り返し現れる手作業・定型業務を役割別に抽出。誰の何を自動化すると、どこに効果が出るかを整理。

自動化による工数削減ポテンシャル(概算)
岸田(事務局)
月5〜8h削減
主担当ディレクター
月4〜6h削減
主担当(その他)
月6〜12h削減
税理士チーム
申告期に集中削減
🏢 岸田(事務局)
新規スタッフオンボーディングの自動化
難易度:易インパクト:高
名前・メールアドレスを入力するだけで定型案内メッセージを自動生成→CWへ送信。スプレッドシート権限付与もGASで自動化。毎回コピペしている約10項目のオンボーディング作業を完全自動化できる。
月初進捗報告の自動集計・配信
難易度:中インパクト:高
マイコモンの進捗管理表データからBOTが自動で当月の決算法人・消費税チェック対象リストを生成し、各主担当にステータス報告を促す。「該当なし」は自動判定して省略可能にすることでチャットのノイズが大幅減。
解約・新規クライアント集計の自動更新
難易度:中インパクト:中
マイコモンの顧客データと連携し、主担当別の新規/解約件数を自動集計。スプレッドシートの手動更新・色分け・概要欄更新を不要にする。現在は都度手動でカウントしている。

🎯 主担当ディレクター(Ryu・齋藤・柿島・引地)
マイコモン進捗管理表のCW自動通知
難易度:中インパクト:高
マイコモンの進捗管理表の未完了項目をBOTが定期的にCWに自動投稿。特に重要な項目(消費税検討期限・MFチェック期限)のアラートを自動化。リベ税BOTの既存インフラを活用可能で、手動フォローのコストを大幅削減。
申告書チェック依頼テンプレートの標準化
難易度:易インパクト:高
主担当が申告書チェックを依頼する際のフォーマット(事業者番号・Dropboxリンク・申し送り事項・前年比較添付有無)を統一テンプレートにし、マイコモンの報告書と連動。現在は各人がバラバラのフォーマットで依頼しており、税理士側の確認コストが高い。
消費税検討の自動判定ツール
難易度:難インパクト:高
MFの会計データから売上・仕入データを自動取得し、2割特例・簡易課税・本則課税の有利不利を自動計算するツール。現在は主担当がExcelで手動計算→税理士に確認という流れ。計算部分を自動化し、税理士は高度な判断に集中できるようにする。

👩‍💼 主担当(その他メンバー)
MFチェック報告書テンプレートの自動生成
難易度:中インパクト:高
MFのデータからチェック対象科目(事業主勘定・10万円以上・重複・消費税区分・現金・預金・固定資産・家事按分など)の概要を自動抽出し、マイコモン報告書のテンプレートに自動入力。全主担当で均一なフォーマットにすることで税理士側の確認コストも下がる。
確定申告セルフチェック表の自動チェック
難易度:難インパクト:高
達人の申告書データから、よくある指摘事項(配当控除の外国株除外・事業主勘定の相殺・インボイス番号の有無チェック等)を自動検証。チェック項目リストをルール化し、提出前に自動でスクリーニング。税理士への手戻りを削減。
記帳催促の自動リマインド
難易度:易インパクト:中
MFの入力状況を定期チェックし、入力が進んでいないクライアントに自動でリマインドメッセージを送信。現在は主担当が個別に声かけしているが、「○月分の入力がまだのようです」程度の定型催促は自動化可能。

⚖️ 税理士チーム
よくある質問(FAQ)データベースの構築
難易度:易インパクト:高
複数の主担当から同じ質問が来る内容(消費税の短縮料金・家事按分の計算・固定資産の判定基準・インボイスの届出タイミング等)をFAQ化し、主担当が自己解決できるようにする。チャットログから頻出質問を抽出してナレッジベース化することで、税理士への問い合わせを削減。
申告書チェック前のプリスクリーニング自動化
難易度:難インパクト:高
申告書のPDFから数値を抽出し、前年比較の異常値・消費税区分の不整合・別表間の整合性など定型チェック項目を自動検証。税理士が目視確認する前に機械的にチェックできる部分を自動化し、税理士は高度な判断に集中できるようにする。
チェック依頼の自動整理・優先順位付け
難易度:中インパクト:中
複数の主担当から同時に上がるチェック依頼を、申告期限・クライアントの重要度・チェック難易度に基づいて自動で優先順位付けし、担当税理士ごとに整理して提示。現在はチャットの時系列順で処理しているため、期限の迫った案件の見落としリスクがある。
🏢

岸田(事務局)の時間・やりとりコスト

新規スタッフ・クライアントのオンボーディング対応
新メンバー加入ごとにスプレッドシート権限・MF権限・マイコモン設定・CWコンタクト・Zoom/Dropbox権限を手動で個別対応。テンプレメッセージ送信・Gmail確認・TO ALL注意事項の説明を毎回実施。分析期間中に少なくとも5名の新規スタッフ対応が確認された。
主担当・税理士の担当割り振り・調整
新規クライアントの問い合わせに対して、主担当と税理士の組み合わせを都度判断・調整。主担当の稼働状況・得意領域・クライアントの業種を考慮する必要があり、ディレクターチャットで91件以上の担当調整やりとりが発生。
スプレッドシート・集計資料の作成・更新
解約集計・新規/解約の主担当別月次集計・インタビュー管理シート・メンション管理シートなど、依頼ベースで都度スプシを作成。自動更新の仕組みがなく手動更新が多い。スプレッドシートの権限付与ミスが週1〜2回発生し、指摘→修正のループが固定化。
MTG/KPT/DS(定例会議)の運営・リマインド
毎週火曜9時の定例MTGの案内・ZoomURL共有・議事録/音声データの共有・マインドマップの記載リマインド。概要欄の更新も手動。毎週全員から「耳のみ参加」「欠席します」の個別投稿が届き、チャットのノイズが大きい。
月初の確認事項リスト作成・配信・フォロー
毎月初に該当月の決算法人・消費税チェック対象・予定納税対象を一覧にして全主担当に配信。全主担当からの報告を取りまとめ。報告漏れのフォローも実施。20名超から同一フォーマットの報告が届き、管理コストが高い。
🎯

主担当ディレクター(Ryu・齋藤・柿島・引地)の時間・やりとりコスト

消費税検討フォーマット策定・全主担当への周知
Ryuさんが消費税検討の新フォーマットをマイコモンで作成。全主担当への周知・運用指導・不明点対応が発生。フォーマット変更のたびに全員へのアナウンスと質問対応が必要。柿島さんも進捗管理表の刷新を担当し、同様の周知コストが発生。
進捗管理表の設計・更新・チェック漏れフォロー
柿島さんがマイコモンの進捗管理表を個人・法人ごとに設計・更新。カレンダー連携・予定納税欄追加など継続的な改善。チェックが入っていない人へのフォローも手動。BOT化の要望は上がっているが、対応待ちの期間は手動管理が続く。
確定申告の振り返り・改善施策の推進
確定申告チェック表の項目策定、セルフチェック運用の推進、確定申告フロードキュメントの整備。チェック項目の募集・取りまとめ・改善施策の実行管理も担当。毎年同じ課題が出て同じ改善をするパターンが繰り返されている。
育成枠メンバーのフォロー・教育
柿島さんが育成枠メンバーの法人案件フォローを担当。クライアントの選定・報酬配分調整・育成枠チャットでの情報共有。方針のすり合わせも都度必要で、対話コストが積み上がっている。
税理士へのチェック依頼・リマインド管理
引地さんは4件の法人決算を同時進行、Ryuさんも複数法人の申告書作成→税理士チェック依頼→リマインドを管理。チェック漏れが発生した場合のリマインドも対応。チェック依頼の状況を自分でトラッキングする負荷が高い。
👩‍💼

主担当(その他メンバー)の時間・やりとりコスト

MFの会計チェック・整理作業
クライアントのMFデータを四半期ごとにチェックし、科目整理・補助科目確認・家事按分・固定資産登録を実施。チェック結果をマイコモン報告書にまとめて税理士に提出。1クライアントあたり数時間〜半日かかるケースもあり、梅木さん168件・髙本さん98件など件数が多い主担当で特に大きな負担。
確定申告の申告書作成・修正対応
達人での申告書作成、税理士からの指摘事項の修正、PDFの分割・整理、Dropboxへのアップロード。同じようなミス(配当控除の取りすぎ・別表の数値転記ミス等)が複数の主担当で発生。確定申告期(1-3月)に集中し、チェック→修正→再チェックの往復が平均2〜3回。
クライアントへの記帳催促・資料依頼
会計入力が進んでいないクライアントへの声かけ・必要資料の催促・レスポンスの遅い顧客へのフォロー。特に確定申告前にギリギリになるクライアントが毎年おり、Zoomで一緒に入力するなどの対応が必要。
消費税の課税方式検討・届出書作成
クライアントごとの消費税有利判定(2割特例vs簡易vs本則)をExcelで計算し、結果を税理士に確認。判定後は届出書を達人で作成→PDF化→税理士チェック。23/25チャットで2割特例の検討が発生しており、ほぼ全クライアントで必要な作業。
Zoom面談の日程調整・議事録作成
クライアントとの定期面談・随時相談のZoom日程調整、URL発行、面談後の議事録作成・共有。鎌田さん340件・髙本さん231件・酒巻さん179件など面談頻度が高い主担当がいる。調整さんを使うケースもあるが手動対応が多い。
⚖️

税理士チームの時間・やりとりコスト

MFチェック・申告書チェックの実施
主担当から上がってくるMFチェック依頼・申告書チェック依頼への対応が最大の時間消費。確定申告期には毎日チェックが上がり、「毎日徹夜でチェック」との声も。主担当のスキルレベルによってチェック工数に大きな差があり、同じミスの繰り返し指摘も発生。マイル先生・太田先生・瀬川先生・江口先生・中村先生など複数の税理士が分担。
消費税の有利判定の最終確認・助言
主担当が作成した消費税検討資料のダブルチェック。2割特例・簡易課税・本則課税の判定に対して、税務上のリスクや見落としがないかを確認。インボイス登録のタイミング判断なども含む。全25チャットで広範に発生しており、確認対応の総量が大きい。
主担当からの税務相談への回答(同一質問の繰り返し)
消費税の期間短縮の料金・BSの確認範囲・控除資料の要否・青色決算書の記載ルールなど、複数の主担当から同じような質問が来るケースが多い。消費税の短縮料金・家事按分の計算方法・固定資産の処理等は毎回個別に回答している。
届出書・申請書のチェック対応
主担当が作成したインボイス登録申請書・消費税課税事業者届出書・簡易課税選択届出書などのチェック。チェック漏れが発生するケースもあり、リマインドが必要になることも。届出の提出管理をスプレッドシートで行うか達人で確認すればよいかの議論も継続中。
確定申告チェック表の項目策定・標準化への協力
確定申告振り返りで出た改善施策として、チェック表の項目をスプシに追加する作業。業種別の注意点やよくある指摘事項の棚卸し。各税理士のチェック基準のばらつきを統一する取り組みにも協力が必要。
⚠️

特に負荷が集中しているポイント

確定申告チェックの締め切りギリギリ集中
主担当からのチェック依頼が確定申告終盤に集中し、税理士が毎日徹夜状態になる。顧客資料・MFチェック・税理士チェックの統一期限がなく予測困難。「かなり締め切りギリギリまでチェックが上がってこず不安だった」「毎日徹夜でチェックしていたため、精神的に辛かった」という声がある。
Dropboxの資料保存場所が主担当ごとにバラバラ
確定申告の資料をDropboxに保存する際のフォルダ構成が主担当によって異なる。税理士が確認資料を探すのに余計な時間がかかっている。「確定申告の資料が主担当によってDropboxの保存場所がバラバラで確認しづらかった」という指摘が複数から上がっている。
消費税の課税判断が難しいグレーケース
ポイント売買の課税/非課税/不課税など、税法が追いついていない新しい取引への対応で税理士チーム内でも意見が分かれる。「課税・非課税・不課税の全種類の意見が登場しましたw」(太田先生)という状況も。
申告書ドラフトの提出形式が統一されていない
1つのPDFにまとめるか個別ファイルで送るか、前年比較の添付は必須かなど、税理士によって要望が異なり、主担当がどちらに合わせるか迷う。「ファイルを個別に受け取った方がチェックしやすい」vs「一つのPDFでまとめた方が見やすい」と意見が二分している状況。